Webライターとして仕事を得るためには、とにかく仕事をこなしていくしかない!と思っている方も多いのではないでしょうか。
確かに、ライティングの仕事は数をこなすことでなんとなくコツを掴んでいくものです。
しかし、どれだけ一生懸命仕事をしてもなかなか文章が上達しない人や仕事を継続してもらえずに悩んでいる方もたくさんいます。
そんな方におすすめなのは、Webライティング能力検定です。
ライティング業務をする上で絶対に必要な検定資格ではありませんが、持っていることで自信に繋がり、案件応募の時にもアピールポイントになります。
今回は、Webライティング能力検定の特徴や必要性についてご紹介するので参考にしてみてください。
Webライティング能力検定って何?
一般社団法人日本WEBライティング協会が2012年から提供している検定試験として、有名です。
Webの普及に伴い、ビジネスでも商品のPR方法の1つとしてWebライティングを活用しているケースは増えています。
Webライティング能力検定では、Webに関わる一般常識・効果的なWebライティングを学んでもらい、即戦力となるサポートをしてくれる検定です。
受けることで、実践力が身につくので転職などにも役立ちます。
企業内の社員教育でWebライティング能力検定の受験をする場合も多く、信頼性の高い検定だといえるでしょう。
以下では、Webライティング能力検定の詳細についてお伝えします。
1〜3級に分かれている
Webライティング能力検定は、1〜3級に分かれています。
それぞれ別の試験を受けるというわけではなく、以下の問題を同じく受けて点数に応じて認定級を分ける方法です。
- 国語 12満点
- SEO 16満点
- ミニ論文 16満点
- Webライティング基礎 12満点
- 法律、倫理、炎上対策 16満点
- コピーライティング、メールライティング 16満点
53点以下だと不合格で53〜69点が3級、70〜79点が2級、80〜88点が1級となります。
1級認定をされる方は、全体の2〜3割程度しかいないのでとても難易度が高いといえるでしょう。
2023年の試験は8月と11月!
試験は定期的に行われていて、2023年は8月27日(日)と11月26日(日)の2回です。
申し込みの締切は、8月13日(日)17時・11月12日(日)17時となっているので、忘れずに申し込みを行ってください。
ただし、会場の席数によっては締切日前に募集が打ち切られる可能性が高いので早めに申し込みを行いましょう。
また、松本市・広島市・熊本市・那覇市は11月26日の試験のみとなっています。
結果発表は、8月27日分は9月9日(金)まで、11月26日分は12月8日(金)までに公開されます。
費用について
1〜3級まで同じ試験を受けるため、費用に関しても一律13,500円(税込)です。
希望の場合は決済した後に領収書も発行してもらえるので、柔軟な対応をしてもらえます。
結構高いんだな…
受検費用は試験代のみが含まれているわけじゃないんです!
以下のものが受検費用が含まれています。
- それぞれの級の合格証授与
- 模擬試験付きテキスト
- Webライティングが2ランクUPする問題集
- 希望者のみ資格取得者名簿への記載
Webライティングが2ランクUPする問題集は、PDFでの提供のみなので決済確認後メールで送られてくるPDFを確認してください。
一般的にテキスト・問題集を完璧にマスターすることで、1級取得に近づけるためしっかりと勉強しましょう!
また、受検費用には協会主催のセミナーへ無料もしくは割引参加も含まれているのでかなりお得です。
資格の期限は、各級2年間となっていて、12,000円で更新が可能です。
更新時にセミナーもしくは動画配信を視聴が必要で、新しい認定証を発行してもらえます。
試験の内容
試験の内容は、以下の通りです。
国語)誰でも理解できる易しく正しい日本語。
SEO)売り上げアップが見込めるSEOについて。
ミニ論文)Webライティングに関するものを200〜300文字で作成。意図がしっかりと伝わり、信頼を高められるような文章が求められる。
Webライティング基礎)企業HPや ECサイト、ブログなどの基本的なライティングスキルについて。
法律、倫理、炎上対策)トラブルを起こさないライティングスキルをチェック。
コピーライティング、メールライティング)売ることを意識したライティング&メールによる顧客対応の的確さを確認。
それぞれ、非常に細かく学ぶべき部分が分かれているので、しっかりとテキスト問題をこなしましょう。
Webライティング能力検定を受けるメリット
Webライティング能力検定を受けるメリットは、以下の通りです。
・歴史が長い
・費用が安い
・自己PRになる
歴史が古い検定試験は、企業からの信頼も厚く就活や転職の際に自身の経験としてPRできる点は大きなメリットです。
すごく難しい検定試験というわけではありませんが、誰でも受かるレベルのものではありません。
特に1級は2〜3割程度しか認定されないので、アピールになりますよ。
さらに、検定費用は13,500円ですがテキスト代や問題集代を含んでいるため、非常にリーズナブルに検定を受けることが可能です。
Webライティング能力検定を受けて仕事を得やすくなろう!
Webライティング能力検定を活かせる仕事は、ブログやWebライター以外にも企業の広報担当やSEOコンサルタントなど幅広い仕事に活かすことができます。
自身の力1つで仕事になるというのは、Webライティングの大きな魅力なので、ぜひ検定にチャレンジしてみてくださいね。
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