Webライターは、通勤しない代わりにメールなどを通じてクライアントとのやりとりを行います。
そこで、記事の依頼や修正などの作業を行なって行くため時々メンタルが辛くなる時も当然あるのです。
今回は、メンタルが弱い「豆腐メンタル」の人はWebライターになれないの?って話をしていきましょう。
豆腐メンタルって何?
精神的に脆くて弱くて、豆腐のようにいきなり前触れもなく精神が崩れ落ちてしまうことを指しています。
豆腐メンタルの発祥は、とあるアニメがきっかけでその言葉をインターネット掲示板で使用した際に広まったと考えられているのです。
日常使用する場合は、基本的に自虐的な意味合いを持っています。
私、豆腐メンタルだから初対面の人と仲良くなれない
傷つきたくない、冒険したくないといった際に使用されることが多いです。
豆腐メンタルの特徴
豆腐メンタル、という言葉を知っていても、実際どんな人が豆腐メンタルなのか?と疑問に思うかもしれません。
簡単に言うと、以下のとおりです。
- 打たれ弱い
- 人の顔色ばかり見てる
- 失敗を極端に恐れている
- 何かとネガティブに受け取る
人間誰しも、気持ちが沈むときもありますし、失敗するのも嫌です。
しかし、豆腐メンタルの人たちは非常に極端で「絶対に失敗したくない」「誰かに何か言われたくない」と思っています。
そのため、何かとコミュニケーションを遠ざける傾向があるのです。
誰かと話せば自分が傷つく可能性が出てくるから、極力関わりたくないという気持ちが働いています。
Webライターの場合は、直接顔を合わせることがないからこそ細かなオンライン上の打ち合わせを必要としているため、豆腐メンタルの人は向いていないかな?と思われがちです。
豆腐メンタルは自己肯定感が大きく影響している
豆腐メンタルになっている人のほとんどが「自分は何もできない」と思っています。
どんなにやっても、私なんて無理。できない。
何事も最初から決まっている何かなどありませんが、豆腐メンタルの人は自己肯定感が低く、成功体験があまりない可能性が高いです。
そのため、恋愛でも仕事でも「自分なんか」が口癖になり、ステップアップできないで地団駄を踏んでいるといえます。
Webライターは自己肯定感がアップする!
あまり知られていませんが、Webライターってすごく自己肯定感がアップする仕事なんです。
もちろん、記事を書いて修正依頼がくるとがっかりしますが基本的にほとんどのクライアントは優しく丁寧に教えてくれます。
言われた通りにきちんと修正を行えば、その分評価もしてくれるので「大丈夫だった」と自分を褒めてあげることができるのです。
さらに、何度も記事の執筆経験を繰り返して行くうちに、修正なしで納品OKになる場合もあります。
その際も「とても良い記事でした」とクライアントに言われることによって、自己肯定感が非常にアップするでしょう。
もちろん読者のためにブログ記事や仕事での記事を書くのですが、その先には「自分のため」にも書いてみてください。
自信をつけるための記事作成で、全然問題ないのです。
Webライティングで豆腐メンタルを発動させない方法
自己肯定感をアップできる、と言えども修正がきたら嫌な気持ちになりますし、自分の書いた文章を否定された気になるでしょう。
クライアントは、より良い記事を書いてほしい、自身が運営するサイトの成長を願っているからこそ修正をしてきます。
ネガティブ思考の豆腐メンタルだと、どうしても前向きに捉えられません。
そこで、豆腐メンタルが発動しないように自己コントロールをおすすめします。
フィードバックはダメ出しじゃない
ついつい、記事を納品すると気が抜けます。
しかし納品した記事をクライアントがOKしなければ、納品したことにはなりません。
修正なしでOKしてくれるクライアントもいますが、フィードバックをするクライアントも多数いるのです。
そんな時に、ネガティブに捉えると気持ちが苦しくなります。
そんなに言わなくても。自分なりに頑張ったのに。
報酬をもらう以上、自己満足の記事を納品しても意味がありません。
きちんとクライアントが納得した上でなければ、ダメです。
フィードバックや修正は、単にライターへの「ダメ出し」ではなくて、記事をより良くするためにはどうするのかについて教えてくれています。
今後、記事を書くうえで大切なノウハウを伝えているので、ある意味教科書を読んでいると思いましょう。
ネガティブさは、ライターとしての成長を妨げるので意識的にフィードバックについては素直に受け止めることが大事です。
案件を受け入れ過ぎない
駆け出しのライターの場合、まだまだ文字単価も高くありませんし、この先の実績のため!とついつい頑張り過ぎます。
中には、闇雲にいろんな案件に手を出して、毎日が納期地獄…なんてことも。
あまりにも仕事に追われてしまうと、自分を大切にしてあげることを忘れて急に豆腐メンタルが発動し、ぽきりと心が折れてしまう可能性があるのです。
一度心が折れると、仕事を継続するのが難しいどころか納期も守れません。
守れないとクライアントは離れていくので、仕事も少なくなり葛藤が生まれるのです。
そういった心の闇に引き込まれないよう、自分のキャパをよく理解し「最初は月に○本から始めてみよう」と自分の見込みよりも少ない件数の案件を受けてみてください。
心の余裕は良質な記事を書く手助けをしてくれるので、焦って仕事をしても精神的にもこの先のライター経験にも良くありません。
相性の良し悪しはある!見切りも大事
Twitterなどをみていると、初心者ライターさんもじゃんじゃん稼いでいたり、自分では書けない文字数を易々と書いていたりします。
そこでふっと「みんなができるのに、どうして自分はできないの?」と悲しくなるでしょう。
でも、ライティングのお仕事ってキーワードやクライアントとの相性がすごく重要です。
書きやすい、書きにくいはもちろんのこと、レギュレーションの縛りなども関わってくるので相性は当然あります。
そこで、全く書いている記事や関わっているクライアントが違う誰かと比較しても、意味はないです。
仕事に対して少しドライになることも必要で、相性が悪いと思えばどんどん切ってください。
その分報酬が減って、他の人の「〇〇円稼ぎました!」という報告ツイートを見て落ち込むでしょう。
でもね、よく考えてみて。
できない時もあるし、できる時だってあるよ!
Webライターが全員1日〇万文字かけて、月に〇〇万円稼げるのか?といえば決してそんなことありません。
他人を見て「頑張ろう」とポジティブになれるならまだしも、「自分はダメだ」とネガティブになるのはNGです。
稼げる人も月で変動はあるでしょうし、全くダメな時だってあります。
それに正直、こう思うんです。
SNSで収入報告してる人なんてただの自慢か妄想(小声)
稼いだ喜びをSNSで披露したい気持ちもわかりますが、その裏で楽しいことばかりではないはずです。
でも、そんな気持ちをSNSには投稿したくないって人もいます。
だから、目にするのはポジティブな内容ばかりなのです。
人と比べてもほとんど良いことはありません、できない時もあるし相性が悪いクライアントと仕事をしてても稼げないってことは念頭に入れておきましょう。
豆腐メンタルでも考え方次第!
すぐに落ち込む、自己肯定感が低い、そんな人でもライターはできます。
クライアントとのやりとりにへこむこともあるし、もう今日は書きたくないって日もあるでしょう。
それでも、自分なりに考え方を変化させて豆腐メンタルを発動させないことはできるのです。
自分の機嫌は自分で取りつつ、ライターを目指してくださいね!
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