一生懸命書いた記事を納品して、クライアントから長文で修正依頼がくると正直(´・ω・`)って顔になっちゃいますよね。
特に初心者の場合は、1記事書くだけでも精神をえぐりとられるような緊張感の中書いていますし、時間もそれなりにかかっています。
落ち込む気持ちはわかりますが、ちょっと深呼吸しましょう。
Web記事の修正依頼=あなたの書いた記事がダメだったというわけではありません。
今回は、Webライティングをするにあたって切っても切り離せない、記事修正についてご紹介していきます。
まずは修正がきた理由を知ろう
大切なのは「なぜクライアントは修正を出してきたのか?」をしっかりと把握することです。
どれだけ注意をしていても、何かしらミスをするのは仕方がありません。
全力で仕事をした結果の修正なら「次頑張ろう」で良いと言えます。
ただできれば修正を出さない努力は大事なので、よくある修正理由を理解しておきましょう。
レギュレーションに従っていない
最も多いのはレギュレーションに従っていないという修正です。
そんなことある?と思うかもしれませんが、ついつい見逃してしまったり、読んだつもりでも頭から抜け落ちてしまうこともあります。
決められたレギュレーションに従っていないと、クライアントはこんな風に思うでしょう。
きちんと読んでくれていない
レギュレーションは、確実に理解し忠実に従ってくれないとクライアントからは「怠慢だ」と思われてしまいます。
よくありがちな修正理由ですが、できればこうしたミスは「0」にするよう努力してください。
キーワードの使い方が不自然or使用が少なすぎる
Web記事を作成する際、必ずキーワードは決まっています。
もしくは、ある程度の方向性があり、そういった流れに沿って記事を書かなくてはいけません。
修正をされる際に多いのが「キーワードを多用しすぎている」「キーワード出現が少なすぎる」ということです。
もちろん、使用してほしいキーワードを使うのは当然ですが、使い過ぎると文章が不自然似なり、コピペ率も上昇します。
キーワードを使っておけばOKって感じで雑な記事を書いている
そんな風にクライアントに思われてしまうのはすごく残念です。
なので、キーワードは適宜自然な流れで登場させましょう。
逆にキーワード出現が少なすぎる、というのもNGです。
使ってほしいキーワードをほとんど使っていなければ、何の記事なのかわかりません。
こちらの意図をきちんと理解してますか?
クライアントもしっかり記事を読んで判断しています。
全然意味不明な内容の記事だと、読んでいても辟易となってしまうので、必ずキーワードは使用を意識しつつも、不自然にならないように使ってください。
クライアントの想定と違う方向で記事が仕上がっている
例えば、クライアントが「女性向け」と設定している記事の方向性なのに、仕上がった記事が「男性向け」であれば、当然修正を希望されます。
ユーザーのことを意識していますか?
クライアントは、ライターに対して「ユーザーの気持ちに寄り添える存在」を求めています。
良質な記事を書く、というのは単純に文章が上手とか、言葉をたくさん知っているって意味ではありません。
ユーザーが読みやすく、知りたい情報を書いている記事が良い記事なのです。
なので、ライター側も女性向けと希望があれば女性が好きそうなワードを選択するとか、サービスを選ぶなどをしなくてはいけません。
きちんとユーザーを設定できていなければ、クライアントの求める記事を書けないのは当然でしょう。
修正される記事は、ユーザー設定や検索意図が理解できていない場合がほとんどです。
Web記事の修正が少なくなる対策
どんなに一生懸命記事作成したとしても、修正を絶対に0にすることは難しいです。
クライアントとの相性もありますし、最初のうちは求められている文章やメディアのタイプが理解できないので少しずつ修正が必要なのは仕方がありません。
ただあまりにも修正がくると気持ちが沈んでしまうので、修正が出にくい対策を理解しておきましょう。
レギュレーションはしっかり確認!
ここは大前提です。
レギュレーションは、クライアントにとっては「絶対に守っていてほしい」部分だといえます。
逆にいえば「ここだけ守ってくれたら良い」くらいに思ってください。
- キーワードを使用する回数
- 語尾の使い方
- 表や箇条書きの使い方
いろいろ、クライアントが望むルールが記載されているため、レギュレーションミスは0にするよう意識すると良いです。
キーワードの使い方はナチュラルが必須
キーワードの使い方は、記事作成を行う上でとっても大事だといえます。
例えば「キーボード」がキーワードだとしましょう。
キーボードを買うときは、パソコン以外にもタブレットで使用できるキーボードを選ぶとキーボード選びに失敗しません。
と、書いた場合と以下のような書き方と比べてみてください。
パソコン以外にタブレットでも使用できるキーボードは、使用用途が広いので使いやすくておすすめです。
読みやすさ、という観点でいえばどちらが良いかは一目瞭然です。
キーワードを使いたいと思うのは当然ですが、使いすぎには注意して自然な文章を目指しましょう。
記事作成前の段階でクライアントの希望を聞き取ろう
案件によっては、ざっくりとした概要だけ決められている場合もあります。
特に何も聞かず、記事作成に取り掛かるとクライアントとの意思疎通が図れずに記事を仕上げると「雰囲気が違う」と言われる可能性が高いです。
こうしたすれ違いを避けるためにも、記事作成の前段階でクライアントに「どんな雰囲気を希望していますか?」と一言でも聞いておいてください。
最初に意識のすり合わせをしておくと、余計なすれ違いが避けられておすすめです。
募集要項を確認し書けそうな内容なのかを自分で見極める
初心者の場合、とにかくたくさんの仕事をこなし、案件に慣れていくことが大事だ!と思う人は多いです。
しかし、記事作成ってすごく相性が重要で、自分が書きやすいキーワードなのか苦手なキーワードなのかいろいろあります。
苦手なキーワードを作成すると、かなり時間がかかる可能性があるのです。
さらに、文章を無理やり書き出しているからどうしても「不自然」な文章になってしまいやすいといえます。
なので、最初のうちは自分と相性が良さそうな案件を選ぶと修正も少なくなりやすいです。
クライアントに信頼してもらえる修正対応のコツ
修正が出る=クライアントに不評、というわけではありません。
多くの初心者は、修正がくると「記事作成に向いていない…」とか「落ち込んじゃうな…」と感情が沈んでしまいます。
でも、クライアントは記事修正を依頼する際にライターに対して嫌な気持ちを持っていません。
しっかりと修正対応をすると、信頼関係は築けていけますよ。
できれば即修正!難しければ翌日までが理想
修正依頼を出されたとき、最も気にしなくてはいけないことは「スピード感」です。
修正に時間をかけてしまうと、どうしても「仕事が遅い」と思われてしまいます。
もちろん時間をかけて丁寧に修正することは大事ですが、クライアント側も既に納期を設定した上でもらった記事なので、修正はできる限り早く貰いたいって考えているのです。
もしも、時間がかかりそうなのであれば、最初に「○日くらいかかりそうですが大丈夫ですか?」と相談しましょう。
継続してもらえたら同じ失敗はしない
クライアントによっては、継続して案件を依頼してくれる場合もあります。
その際に、一度修正を依頼された内容と同じ修正はもう出さないようにしてください。
何度も同じことを指摘させると、クライアントはすごく疲れます。
一体いつになったら理解してくれるの!?
あまりに続くと、クライアントはライターに対して信頼関係が築けなくなってしまうでしょう。
修正内容をしっかり記憶して、同じ間違いはしないことが大事です。
修正がきた=クライアントの評価が悪いということではない!
修正依頼されると、すごく気持ちが落ち着くかもしれません。
しかし、修正=ダメってわけではなくて、クライアントが希望する文章のコツを知る機会だと思ってください。
修正依頼がきても、きちんと対応できれば十分に信頼関係は築けるので対応と対策は理解しておきましょう。
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