

20代限定

既婚、子持ちお断り

あのぉ…それってアリでしたっけ?
年代や婚姻状況の限定だけではなく、なんだかやたら「オンラインミーティング」「zoomできる人」を募集してる案件、増えてません?
今回は、最近増えている案件内容について私なりの見解をお伝えしていこうかな!と思います。
年代や性別を限定するのは原則NG

一般的なお仕事の求人で、例えば「女性or男性のみ」「20代だけ」などと性別や年代を制限することは原則禁止されています。
日本には1985年5月に制定された「男女雇用機会均等法」があり、性別を理由に雇用の不平等が起きてはいけないという考えが基本となっているのです。
男女雇用機会均等法の第5条には、このように定められています。
事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。
e-gov「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」により引用
どのような職種であれ、募集や採用の対象から男女のどちらかを排除したり、優先したりすることは禁止されています。
優劣をつける、条件を変えるなども差別行為とされるので、NGです。
また、2007年10月から事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされました。
そのため、例えば以下の行為の禁止が義務化されています。
- 年齢不問としながらも年齢を理由に採否を決定する行為
- 応募者を年齢で判断する行為
- 明確な理由なく年齢を制限する行為
年齢制限禁止の義務化は、表面的な部分で人を見るのではなく各個人の能力や適正を判断し、ひとりひとりにより均等な働く機会を与えることを目的としています。
例外として認められるケース
性別や年齢を限定する行為は基本的にNGですが、以下のような場合は例外として認められます。
- 職務上性別制限が必要な職務
- 男女いずれかの就業が認められないケース
- 長期勤続によるキャリア形成を図る観点からの募集
職務上性別制限が必要な職務、というのは例えばモデルや女子更衣室の清掃員など風紀上性別制限の必要性がある仕事を指しています。
モデルは男女どちらもいますが、女性服・男性服のモデルなど男女いずれかのみ従事させる必要がある場合は制限が可能です。
また、労働基準法に定められている坑内業務の就業制限や危険有害業務制限といった、女性を就業させることができない仕事は男性のみの募集・採用を行うことが認められています。
そのほか、長期勤続によってキャリア形成を図る観点から、若年者を期間の定めがない労働契約の対象として募集・採用する場合に限っては、年齢を制限することも可能です。
キャリア形成を図る場合は、職務経験を不問にすることと下限年齢を設定しないことが条件となります。
未婚・既婚で条件をつけるのもNG
男女雇用機会均等法において、合理的な理由もなく「未婚者のみ」や「小さいお子さんがいる人はお断り」など間接的差別と考えられる表現の求人もNGです。
女性に対してだけ「未婚であること」「子どもがいないこと」を条件付けるなどの表現はしてはいけないと定められています。
基本的に、こうした法律はどのような職種だとしても適用されるものです。
最近多い年齢や性別、婚姻状況で応募を制限する案件が増えている


性別・婚姻状況・年代の差別的案件多くない???
以下では、増えている性別・婚姻状況・年代の差別的案件はアリかナシかについてお伝えします。
ライターだからといって限定的な条件をつけていいわけではない
応募者本人が自分ではどうすることもできないような、年代・性別といった部分を制限するような条件をつけることは、ライター募集だとしてもNGです。
婚姻状況に関しても、よくある理由として「夜中にミーティングが多いため」とか「事前のオンラインミーティングが必要なため」などよく理解できないものばかりだといえます。
テストライティングの前にミーティングとか、なんやかんやzoom面談することを全面的に出し、面談可能日を5日以上提示とか結構見ますよね。
疑問がたくさんあるんですよ、こういう案件募集を見ると。
- テスト時点でのオンライン面談の必要性
- 既婚状況を伝える必要性
- 年代や性別を制限する必要性
そもそも、テスト時点でオンライン面談する必要性ってありますかね?
テスト合格後、例えば1記事10,000円くらいの高単価案件とか専属でお仕事を任せてもらえるのであればオンライン面談も必要でしょう。
ですが、多くの求人ではよくある記事作成の案件ばかりなので、オンライン面談する必要性を感じません。
っていうか、ライターって誰とも会わずに自分のペースで仕事できるのが魅力なのに、なんで面談せにゃならんのよ???
何度も言います。
専属でお仕事するなら、面談も必要ですよ!
雇用契約結んだりするなら、面談も必要ですよ!
でも、単純によくある副業的な感覚の記事作成であれば、面談ってそんな重要?そんなに複雑な仕事させる気?と感じます。
また、夜中にミーティングが多いから既婚者や小さい子どもがいる人お断り、という理由。
いや、そもそもね。
夜中にミーティングするクライアント嫌なんですがwwww
よく考えてよ、連絡のやり取りを夜中に行ったりするケースはよく見かけます。
チャットワークでのやり取りとか。
それならまだしも、夜中にビデオ通話でするミーティングってなんなの。
20代だと、夜中にビデオ通話ミーティングもOKってこと??
女性ならなんだというの???
読者層に近しい人で、というケースも多いですが、正直疑問です。
全体的にこのような案件募集をしている企業は、信用できないなと今は特に思います。
望まぬ直接契約やスクールへの入会案内をされる可能性も
【公式】クラウドワークス
そのほか、契約もしていないのに詳細な個人情報や身分証の提示を求められて、その上で契約するといった内容も多いです。
スクールへの入会は有料がほとんどなので、詐欺行為といってもおかしくありません。
また、LINE交換などをして、ライター側が望んでいなくとも直接契約に引き込む行為も規約違反です。
私が経験したzoom面談の正体

色々言ってきましたが、一度だけ私もやってみました。
zoom面談しなくちゃいけないクライアントへの応募。
応募後、速攻連絡がきてzoom面談の前にLINE交換を求められました。
LINEで連絡をとった後、zoom面談を行うという話になり、向こうから連絡がきましたがAI生成みたいなアニメが表示される。
内容は、以下です。

内容としては、副業についての記事作成です。
※この時点で内容が違う。けど、まあ、いいか。

わかりました。

当方のCMSからお仕事をしてほしいので、別途LINE登録が必要です。あとで送りますね。そちらに登録していただいたら、お仕事開始です。報酬は月末締めの翌月初払い、口座振込です。

クラウドワークス上ではないんですか?

はい。手数料無駄なんで。ライターさんにデメリットないですよ。

はい…(結構な圧力)
zoomが終わり、LINEで別のLINEアカウントへの登録を誘導されました。
登録してみると、プロフィールを登録してくださいという案内が出てきたので、そのまま名前や年齢などを入力。
最後にアリくらいの小さな文字で、注意書きが書かれていて、拡大して読むと。
「システム利用料20,000円をいただきます。キャンセルはできません」
といった内容の文言が。
結論を伝えると、詐欺でした。
zoom面談の意味なかった。
本来してはいけない年代・性別・婚姻状況で応募を制限する案件の応募は危険

最近増えている年代・性別・婚姻状況を限定した案件募集は、まともな案件もあるのでしょうが基本的に詐欺と言っても過言ではありません。
本来NGとされている差別的募集を平気でしていること、アカウントをいくつも持って同様の募集をかけまくっていることを考えても普通の案件とは違うでしょう。
私が実際に経験した際も、結果的に詐欺でした。
皆さんも、注意して案件へ応募してください。
少しでも「?」と思うことがあれば、辞退しましょう。
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